＜現代ファンタジー＞

月と魔女とヒナと（橘高 有紀）　【短編（10750字）】

家出をしたヒナの前に現れたのは魔女のおばあさんだ。「ねぇヒナ。魔法の勉強をしてみない？」それはヒナに甘美な誘いだった。でも、たった一つ欲しかったのは魔法でも何でもなくて…… 　要素：魔女,シリアス,異世界迷い込み,別れ,家族,

＜現代ファンタジー＞

果て無き世と思い違うことなかれ（たかしょう）　【短編（1500字）】

父危篤の知らせに、わたしは田舎へと戻った。そこで、父の友人であるという年若い青年と出会い……。 　要素：シリアス,和風ファンタジー,

＜現代ファンタジー＞

ただ一言、メリークリスマスを。（てん）　【短編（11994字）】

鈴鳴りのクリスマスツリー。そこで鈴の音と共に歌う男と、一人鈴を吊す女。そこに降りる、小さなサンタクロースが視た奇跡── 　要素：シリアス,別れ,

＜現代ファンタジー＞

シーラカンスの見た夢（橘高 有紀）　【短編（6801字）】

少年が本当に欲しかったものは、何だったんだろう。 　要素：シリアス,ハッピーエンド,ミステリ,少年

＜現代ファンタジー＞

現在(いま)を生きる（カトー）　【短編（4500字）】

目が覚めたら過去にいて、目が覚めたら未来にいて、その弊害と切実な願いの話。 　要素：タイムトラベル,

＜現代ファンタジー＞

透明な口付け（みるく）　【短編（４３００字）】

雨の降るある日、佐江子は数年前まで仕えていた屋敷を訪れる。荒れた屋敷の奥の部屋、そこにはまだ、彼が生前と変わらぬ姿で住んでいる。 　要素：年の差,和風ファンタジー,別れ,使用人

＜現代ファンタジー＞

人間進化論（季冬鈴懸）　【短編（9036字）】

優等生の皮を被った定信は、意味のない日常について考える。そんな定信が出会ったのは、造物大女王と名乗る魔王だった。 「私は人間が好きだから、いい方向に進化してもらわないと困る」 　要素：,学生,社会,神

＜現代ファンタジー＞

冬の欠片（季冬鈴懸）　【短編（5209字）】

夏の午後、部活帰りに琴古は「それ」と出会う――。四辻で会ったモノから買ったものは、不思議なものでした。四辻は、この世とあの世が出会う場所。 　要素：,幻想

＜現代ファンタジー＞

色づく山に見る幻想（季冬鈴懸）　【短編（5226字）】

卒業論文のため、紅葉する福島にやってきた翠。帰りのバスを逃してしまい、一時間の暇ができる。そこで「暇潰し」と出会った存在は人ならぬものだった。 　要素：,幻想,神,異界

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カコイネコ（みるく）　【短編（14000字）】

【柔らかそうな毛並みをした、灰色の猫。目があって、どきりとした。どこまでも澄んだ綺麗なブルー。どこまでも見通せるようでありながら底の見えない、深い深い透き通った海。】 　要素：魔法,魔女,